引っ越しの難関の一つが「重い荷物をどう運ぶか」だろう。そもそも重すぎて運べない場合もあるが、それにも増して注意したいのが、何とか運べるものの、体を痛めかねないほど重い荷物だ。体力に自信がある人はさらに注意を要する。力の限りで運ぼうとすると、思わぬケガを招くことになるからだ。

例えば持ち上げようとして、背中に余計な負担をかける人もいる。腰を落とすのが面倒になっての体勢がこれに当たるのだが、体と荷物とが離れていると痛めやすくなる。また、荷物を左右に移動させる時、足を動かさずに腰だけを回してしまうのは危険だ。腰に負担がかかるのはもちろんのこと、姿勢からして腕のみで運んでいることになり、疲れの進行が早まってしまう。

これらに気を付けると、楽な運び方が自然と見えてくる。一番大事なことは、荷物を持ち上げる際は、しゃがむということだ。片膝を地に付けるようにして、全身で持ち上げるようなイメージを働かせるとよい。この時、荷物を自分に引き寄せるように心掛けよう。さらに背筋を反らせることで、腰の負担も減じるので覚えておいて損はない。体の向きを変える時は、荷物を体から離さず、これまた体全体で回るイメージが肝要だ。

さて運び方に加えて、準備段階で一工夫するのも大切だ。重いものは小さな段ボールに入れると運びやすくなる。書籍や食器等が挙げられるだろう。逆に衣類等は、大きな箱に入れるとよい。処分を要する品は、専門業者に依頼するのも選択肢だ。ゴミの処理まで含めると、素人の作業効率では対処できないことも多い。多くの不用品回収業者は無料で見積もりをしてくれるので、埒が明かない時は検討してみよう。

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